まるで供養灯のように
Chinese Lantern
お盆の頃に、駅の改札に飾られていたほおずきを見て、その姿の可愛らしさから絵にしてみたくなったのです。
ゾンビ元述と合わせることまでは考えていなかったけど……ネットで色々写真資料をあさっているうちに、名前の由来(「鬼灯」は中国語で小さな赤い提灯のことらしい)を見て「ああ、確かに提灯にしたら可愛いだろうなあ」と思いまして。しかも元述が手に提げて将軍をお迎えに来るの。「足下にお気をつけ下さい」とか言って、月のない夜道を先導していくの。送り狼ならぬ送りワンコ。まあ可愛い!
つか、ゾンビ関係ねえじゃん。ゾンビにお迎えに来られたらどことなく縁起悪いじゃん。「俺にもとうとうお迎えが来たか……」ってそろそろ将軍も曼陀羅華の夢から覚めないといけない頃なのに気が付くと黄泉路です。大変。
というわけで、ゾンビと鬼灯です。ほおずきの実を赤く塗りすぎてプチトマトみたいだけどナー。