Classic.20

サンデーGX8月号感想 「根深き樹 Part16」感想

■今月の一行あらすじ■
元述が蛇責めされているところへ文秀が飛んできて阿志泰をグーでパンチ!!

そして阿志泰をボコボコにしたあと二人で旅立てば良かったのに、何故そうならなかったのか不思議でならない。どうしてみちのく一人旅なの文秀。例えどんなに冷たく別れてもお前が俺には最後の部下なのか。遠くなるほど未練が募るのか。

まあ、そこら辺のくだりはまた来月以降描かれるのでしょうけど。それにしても相変わらず元述は精神弱いな。超もろい。惨劇を目の当たりにして風にも耐えぬげなグラスハート! そんな元述をいたぶって悦に入ってる阿志泰は相変わらず変態です。そして超偏執狂。そら将軍もグーで殴りたくなるわさ。そんなに元述を自分に服従させたいの……。
なんとなく快惰天戦を思いだしーの。あの時みたいに将軍が手をぎゅっとしてくれたら元述も頑張れたのかもしれない。初産の時にはダンナに側で手を握っていて貰いたいタイプか。初産て。「約束したのにどうして来てくれなかったんですか!!」「仕方なかったんだ、どうしても抜けられない用事があって……」「用事って、どうせまた女のことでしょう!!」図星を突かれて言葉に詰まる将軍。「……実家に帰らせていただきます」実家て。兄さんの墓しかないじゃん元述。そもそも男じゃん元述。

話が逸れたが、さんざん恨みがましく「あの時将軍が現れてくれたら……」って言ってたから、阿志泰に籠絡されてそのままお持ち帰りされちゃうのかと思ってたところに文秀が登場してビックリよ。あらちゃんと来たじゃない! ほらほら元述、将軍が来たよ!
それとも、もう既に遅かったんだろうか。桂月香に発破かけられたのに間に合わなかったのか結局。
忠臣は二君に仕えず、貞女は二夫にまみえずということ? 一度は阿志泰に従う素振りを見せた元述を、文秀は赦さなかったのか、それとも元述自身が口を拭って将軍の元へ戻ることを好しとしなかったのか。
そこら辺も、来月以降にはっきりするのでしょうか。

それにしても、10巻で「あんときみたいにボコボコにしてやるからよ!」と言ってたのは比喩かハッタリかと思っていたのですが、ほんとうにボコボコにされてたんでちょっぴり笑ってしまった今月でした。頭突きて。

サンデーGX9月号感想 「根深き樹 Part17」感想

阿志泰の奴、超ちゃっかりしてやがる!!

文秀を北の果てまで吹っ飛ばして置いて、その間に元述をゲットするとは〜……!! この鬼畜! かわいそうに元述はあの後また阿志泰に虐められたんだろうなあ。もう邪魔をする文秀はいないと思ってあのしたり顔見てよ、もう! 何が「元気だったかい?」じゃこの偏執狂めっ!
まったく、なんでそんなに元述ばっかり構うのかこの男は。ほっといてやれよもう。せっかくどこか吹っ切れたような顔で乙巴素と笑いあって、これから第二の人生を歩もうかとしていた矢先に再び現れた悪夢の男、その名は阿志泰!

結果的に、文秀はいつも大事な人を自分の側から離している時に、阿志泰に奪われちゃうんだな。

てゆーか、元述、諦め早っ。将軍死んだと思われてたのか……。いや、そこで生きてると信じてあげようよ。手を尽くして探したって……一週間ずっとガレキ掘り返してたのかしら。泣きながら。お兄さんを皮切りに、ずっと大切な人を亡くしてきて、すっかり諦観が染みついてしまっているのか。また自分だけ生き残った……という虚しさが苦しみと向き合う気力を奪い尽くしてしまっているのかも。

そういえば元述はどこまで吹っ飛ばされたんでしょう。乙巴素を拾ってくれたのは親切(暇人って)な老夫婦だったそうだけど、元述を拾ったのが若い独身の男だったりしたら大変よ。ラブコメの主人公の元へ空から降ってくる美少女のごとく! 元述が!
羽衣を取られて「返して欲しくば嫁になれ」とか言われる。羽衣って。

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ほんとはもっと血とか涙とか鼻水とかでべとべとの筈だけど気にすんな。

それにしてもまた過去への導線らしきものが出てきて……何、阿志泰が生まれるきっかけは文秀が作ったの? 生まれるというか、この世に現れるというか。また過去編やるのか。
ちらっと出てきた回想では、十年前にしては昔の文秀達がおちびさん過ぎるような気がするけど、意外と若いの? 将軍って。快惰天戦の時点で二十代後半ぐらいだと思ってた。
とうとう来月文秀が目を覚ますようです。でもこの伏線があるから時々回想シーンが入るんですかね。

それにしても元述の笑い顔がかわいかった。笑顔こんなに可愛いのに……

サンデーGX10月号感想 「根深き樹 Part18」感想

■今月の阿志泰■
何胸はだけてんのこの人。それはなんのセックスアピールですか。
もうなんか阿志泰を見ても笑いしかこみ上げなくなってきたよ。阿志泰と愉快な仲間達全員集合。元述は監禁中なので集合写真に入れませんでした。後で丸枠で囲まれて隅っこに編集される。本人凄く不本意。仲間にされたくない。どうせなら将軍の隣に並びたいのに! 一度でいいから一緒にプリクラ撮りたかった!

さて、やさぐれ剣士と言えば元述たんですが、文秀の荒みップリもなかなかのものです。
横っ面をはり倒したい。
どの口で「二度と人間なんか信じまい」とか言うんだろうなあ、この男は。お前にとって人間は阿志泰しかいないのか、と小一時間問い詰めたい。あなた同じ口で「俺は将校である前に軍人でいたい。あいつら(戦友)と共に生き延びたいんだ」とか言っていたじゃない。(11巻)「彼らの犠牲があって今の俺がいる」って言ってたじゃない。(12巻)何度読み返しても元述は可愛いです。(11巻)

えっと、コミックスを読み返していたら何を書こうと思っていたのか忘れました。
とにかく今月文秀がとうとう目覚めました。死にかけだったはずがよく寝たおかげで気分爽快だそうです。なんじゃそりゃ。瀕死から回復するとサイヤ人みたいにパワーアップするのか。ほんで「元述か! 元述のことかーっ!!」と怒りでスーパーサイヤ人化して阿志泰を超倒す。そんで弥土じいが「最終回じゃないぞ。あとちょっとだけ続くんじゃ」と言って十二年連載が続く。

あと、なんか韓国でオンラインゲーム化するらしいです。
以上です。

元述出てないからってこの感想適当すぎる。

サンデーGX11月号感想 「根深き樹 Part19」感想

「へのツッパリはいらんですたい」
「言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信だ!」

もう、文秀のあの1頁ぶち抜きニヤリ笑いが胡散臭くてたまらない。凄く悪そうだー!!
11巻の将軍があんな顔でなくて良かったわ……!!

全然関係ないけど、乙巴素は聚慎時代、昼寝をしている元述のおでこに「肉」と書いて追い掛け回されたことがあるかもしれませんね。
「肉」ならまだいいけど調子に乗りすぎて「×××マーク」とか書いちゃって、泣かれたりしたかも。乙巴素ちょっと命の危険を感じたかもしれないね。仁王を背負った将軍に「あとで執務室に来いや?」と笑顔で言われたかも知れん。
後に彼は述懐する。「死後の世界の入り口に、花畑が広がっているのは本当だった」と。

そんな妄想はどうでもいいんです。
えっと、今月はなんか色々詰め込まれててどこから言及しましょうか。いつものように、元述の事ばかりになりましょうか。(ましょうか、って)

メガネがないと細目になる太儒! あれって、伊達メガネじゃないそうだけどちゃんと見えてるのかしらん。
心臓を冷凍液で凍らせて仮死状態! よくわからんが化学の力ってすごいな、英實!
房子の死を演出した意味が今ひとつわからんけど。春香が完全に阿志泰の手中に墜ちたと読者に印象付けるため? コミックス派の人は別として、房子外伝のハシラを読んだ時点(もしくは外伝の予告があった時点)で「なんだ、じゃあ生き返るんだ」と思った人は少なからずいただろうしなあ。
でもまだ本当に甦生したわけじゃないんですよね。房子関連ではまだ一ひねりあるのかな。

あと、ミス黄の山道が人型になっててビックリした。個人的には獣型の方が好みだった。人型になってもしゃべらなければ獣らしさが残ってていいと思うんだけどな。
春香が阿志泰側に行っちゃったので、美少女成分を補給したんでしょうかね。ロリだけど。ミス黄は美少女と言うにはトウが立っているから?←ヒドイ。行かず後家とか言われているし(笑)この辺りの乙巴素とのやり取りは萌えです。乙×黄だ! 乙巴素は過去編を通してどんどん魅力が増してきたキャラだなあ。
乙巴素、今は棒術使うんだ。銃よりかっこいいと思う。英實も乙巴素も、阿志泰に加担して悪事を行っていた時は銃を手にしていたんですよね。己の武技を穢さなかった。熔炉で滅んでいった元暁や元述と明暗を分けるのはその部分にあったりするのでしょうかね。深読みしすぎかね。
元述の、己の剣に対する誇りは死んでいないと思いますが……

んで、屍鬼となった元述ですが、またアジさんがなにやら意味ありげなことをのたもうておったぞ。なんだ「魂の主」って。何されたんだ元述。
しかしほんと阿志泰はしつこいな! なんでそんなに元述に執着しているの? 「自分に屈服するか、反抗するかの二種類」と決め付けていますが、他の連中も阿志泰に心底服従しているわけでないみたいだけど。敢えて逆らわないだけで。その点では元述だって同じだと思うんだけどな。
それは元述に惚れているからさ! とか腐女子視点でものを言っている場合じゃないぞ。いや思ってるけど。いいのかそう納得しちゃって。ええ? どうなんだアジさんよ。
つまるところは元述の心を支配している文秀への対抗心か。何が何でも奪い取って文秀に勝ち誇りたいのか。結局お前はどっちが好きなんだ。文秀か。元述か。どの道、阿志泰があがけばあがくほど文秀×元述な展開になっていくのですよワタシの中で。まったく、困った人だよ阿志泰は……(おまえだ)

それで結局、呪いと阿志泰の魔力関する無効効果との因果関係はどうなってるんでしょうね。幻想の中で阿志泰を撃退した時に、何か掴むものがあったのかもしれませんが、それを自分の内にだけ留めて英實に説明する気がないんでしょうか。説明できるようなことじゃないとか? 単に人が悪いだけか!(笑)
「知ってるが お前の顔が 気に食わない」というAAを思い出したよ。よっぽど元述の顔でだまされたことを根に持ってるのネ、将軍(笑)

で、阿志泰が来た、と。
ああ……今月の流れだと、元述にいいところを見せるためにわざわざ文秀にケンカ売りに来たようにしか見えない! ありがとう阿志泰! あなたは文元にはなくてはならない存在です。当て馬として。(ひでえ)

こんな結びですが感想を終わります。見も蓋もないわね。